超軽量Linux:ハンガリー製のBusterPupの魅力!
ハンガリー製のPuppyLinux BusterPupをインストール日本語化しました
もちろん、64bit OSも使ってはいますが、相変わらず32bit OSの愛好家です。
今までは、仕事に趣味に Dpup Stretch 7.5CEを使っていましたが、Stretch のサポート期間が 2022-06 に迫ってきているために、そろそろ後継のLinuxを考えないといけません。
Stertchの次のリリースであるBusterをベースにした BusterPup を使うのがもっとも自然だと考えました。
ところが、BusterPupにはどうやら、2つの系統があるように思います。
1つは、Dpup Stertch 7.5CEと同じウェブサイトでていきょうされているもの
http://smokey01.com/radky/Woof/dpup32.htm
2つめは、ハンガリー製のBusterPupです。
https://archive.org/details/Puppy_Linux_BusterPup
最初、両者はまったく同じPuppyLinuxだと思っていました。
ところが、ハンガリー製のBusterPupへ提供されている Chromium をインストールすると、ハンガリー製は、Googleが提供しているサイトにログインでき、様々なサービスを利用できるのに対して、1のBusterPupは、Googleのて供しているさいとにログインすらできないので、Firefox などのブラウザーを利用する必要がありました。
ハンガリー製のBusterPupでChromiumを起動している画像
32bitのChromiumが使えるだけで、大きなメリットなので、僕はハンガリー製のBusterPupを利用することにしました。。
今回の目的は、ハンガリー製のBusterPupのインストールと日本語化、役立つアプリケーションの紹介です。
ハンガリー製のBusterPupのウェブサイトには役立つアプリケーションも掲載されていますね。
BusterPupのインストールと日本語化
BusterPupのインストールはフルーガルインストール。
BusterPupの日本語化はいつものPuppyLinuxの日本語化です。
シノバーさんが提供してくれている、定評ある lang_pack_ja-2.1.sfs をロードすれば日本語化と日本語入力の環境が整います。
ハンガリー製のBusterPupの環境を整える
Chromiumのインストール
僕は、下記のリンクから、Chromium-88.0.4324-x86.pet をインストールしました。
https://archive.org/download/Puppy_Linux_BusterPup
同期はできないものの、Google サービスにログインでき、仕事に十分活用できます。
WPS Office のインストール
WPS Office の32bit版を下記のリンクからダウンロードしてインストールしました。
WPS Office のダウンロード
なお、日本語化は、日本語 mui を活用することで、実現できます。
日本語のmui
日本語の mui は、下記のリンクからダウンロードできます。
日本語のmuiのダウンロードリンク
まずは、この ja_JP_mui.tar.gz をダウンロードして適当な場所に保存しておいてください。
先ほどダウンロードした ja_JP_mui.tar.gz をクリックして解凍(展開)します。
ja_JPというフォルダーが生成されるはずです。
そのフォルダーごと /opt/kingsoft/wps-office/office6/mui/ にコピーしてください。
ここで、一度、コンピューターを再起動します。
先ほどと同じように、WPS Writer などを起動してみると、メニューが日本語になっていると思います。
なお、最初の起動時に、フォントがインストールされてないなどのメッセージがでますが、再報告しないにチェックをいれましょう。全く問題ありません。
ワープロです。
表計算です。
プレゼンテーションです。
WPS Office は、MS Office や LibreOffice より起動や操作にかかる時間が少なく、多機能ではないにしても、必要十分な機能があり、仕事には十分活用できると思います。
その他に、BusterPupにインストールして良かったアプリケーション
1 漢字変換 mozc
2 画面の明度・色合いの自動設定 redshift
3 Windows API 実装 Wine
この中で、Wineは、有用なMS WINDOWS用のフリーソフトを動作させることができて、非常に便利です。