はじめに:押し入れの「産業廃棄物」予備軍を救いたい


皆さん、こんにちは。

突然ですが、皆さんの家の押し入れやデスクの引き出しに、「これ、どうすんの?」って感じの古いパソコン、眠っていませんか?

Windows 11の厳しいシステム要件に弾かれ、Windows 10のサポート終了(EOS)におびえ、たまに電源を入れたと思ったら「更新プログラムを構成しています… 10%」という画面で固まって、そのままそっと画面を閉じる。

そんな悲しい余生を送っている、あのかわいそうな板切れのことです。

実は私も、先日そんな「窓際族」のノートPC(Core 2 Duo、メモリ4GBという化石スペック)を前に、途方に暮れていました。

捨ててしまうのはもったいない。

ネットサーフィンくらいならまだいけるはず。

でも、Windowsを動かすとストレスで私の寿命が縮む。

「いっそ、Linux(リナックス)でも入れてみるか…?」

そう思った矢先、ネットの海でとんでもなく奇抜な名前のOSを見つけてしまったのです。

その名も、「open.Yellow.os」

……イエロー? 黄色? なんで?

「幸福の黄色いハンカチ」的なノリなのか、それとも開発者が無類のカレー好きなのか。

謎は深まるばかりですが、公式サイトを読み込んでみると、これ、ただの色物OSじゃなかったんです。

「日本人が、日本人のために作った、最強に使いやすいLinux」

そんな売り文句を見せられたら、ガジェット好きの血が騒がないわけがありません。

というわけで今回は、この謎多き国産OS「open.Yellow.os」を人柱覚悟でインストールし、その全貌を余すことなくレビューしていきたいと思います。

結論から言うと、「これ、Windowsの代わりになっちゃうかも」です。

いや、マジで。







open.Yellow.osのデスクトップ




第1章:open.Yellow.osって何者?(出会いとスペック編)


open.Yellow.osの魅力

1. 安心と信頼の「Debian 12」ベース


open.Yellow.os(以下、oYo)は Debian 12 "Bookworm" をベースにしています。

突然クラッシュしない、安定性重視の土台は日常利用で非常に重要です。

2. 「黄色」への異常なこだわり


起動画面、ロゴ、壁紙までイエローで統一。

壁紙は以下のカテゴリが用意されています。

  • イラスト

  • CG

  • アニメ


  • 鉄道

鉄道カテゴリがあるOS、なかなかありません。

3. 日本語環境が「最初から」完璧


インストール直後から日本語入力が使える

oYoは日本で開発されているので当たり前かもしれませんか、最初から、

Mozc / Anthy が標準で設定済みです。

半角/全角キーで普通に切り替わる、この感動。

4. 驚愕の「UIチェンジャー」


oYo UI Changer により、以下のUIを一瞬で切り替え可能。

  • oYo Original Style:独自レイアウト

  • Windows UI Style:左下スタートボタン

  • Mac UI Style:下部ドック表示

Windows移行組への優しさが異常です。




第2章:いざ、インストール!(激闘編)


インストーラーは Calamares

マウス操作だけで完結します。

Linuxのインストールを経験した方なら問題なくインストールできると思います。

open.Yellow.osのインストーラー

ステップ1:ISOファイルのダウンロード


公式サイト: https://openyellowos.com/

数GBあるのでコーヒーを用意しましょう。

open.Yellow.osの公式サイト

ステップ2:インストールメディア作成


Windows環境なら Rufus を使用。

  • USBメモリを挿入

  • RufusまたはVentoyを起動

  • ISO選択

  • スタートをクリック

※USB内のデータは全消去されます。

ステップ3:BIOS設定&起動


  • Secure Boot を無効化

  • USBを起動優先に設定

ブートメニューで Try or Install open.Yellow.os を選択。

ステップ4:インストール


  • 言語:日本語

  • ロケーション:東京

  • キーボード:日本語

  • ディスク:消去 or 手動

  • ファイルシステムの設定

15分ほどで完了します。




第3章:起動、そして驚愕の機能たち


爆速日本語入力


設定不要。

打った瞬間、日本語。

ZRAMによる低スペック救済


4GBメモリでもサクサク。

古いPCが若返ります。

pacup 一括更新コマンド


ターミナルで pacup と打つだけ。

全更新が一発。

Timeshift標準搭載


失敗しても元に戻せる安心感

初心者の命綱です。




第4章:総評


これは単なるLinuxではありません。

日本人のために作られたLinuxです。

  • Windows 10終了が怖い人

  • Linux初心者

  • 国産プロジェクトを応援したい人

すべてにおすすめできます。







まとめ:脱Windowsの選択肢として


*まとめ
open.Yellow.osは、Windows 10のサポート終了に伴う大量のPC廃棄問題に対し、資源を無駄にせず再利用するための切り札となる日本発のLinux OSです。

その最大の魅力は、Windowsに極めて近い操作画面と、インストール直後から違和感なく使える完璧な日本語環境が整っている点にあり、初心者でも迷わず移行できる設計になっています。

さらに、数年前の型落ちPCでも驚くほど軽快に動作するため、新しいPCを購入することなく、ウェブ閲覧や事務作業を快適に行える環境を無料で手に入れることができます。

経済的かつエコな選択肢として、国産オープンソースプロジェクトならではの安心感とともに、あなたの眠っているPCに新たな価値をもたらす有力な選択肢と言えるでしょう。