はじめに――「またMicrosoftに振り回された」と感じたあの日のこと


この記事は約20分で読めます。Linux初心者の方でも手順通りに進めれば必ず再現できるよう、丁寧に解説しています。

2025年の秋口、私はコーヒーを片手にスマホのニュースアプリをスクロールしていました。

「Windows 10、2025年10月14日をもってサポート終了へ」

その見出しを見た瞬間、思わず「またか……」と呟いてしまいました。

Windows XP、Vista、7……毎回この繰り返しです。

Microsoftというのは定期的にユーザーに「さあ、お金を出すか、諦めるかを選べ」と迫ってくる会社だと、私はずっとそう感じています。

我が家のメインPCは2018年製のCore i5機です。

別に壊れていないし、動作も快適です。

しかし、Windows 11へのアップグレード要件を確認すると「TPM 2.0が必要」と書いてあります。

さらに調べると、私のマザーボードはTPMが有効化できるかギリギリのライン。

設定をいじって何とかなったとしても、「サポート対象外のPC」として今後どんな不具合が出るかわかりません。

そこで私が選んだのは、「Linuxへの段階的な移行」という作戦です。

でも正直に言いましょう。

「Linux」という言葉を聞いて最初にイメージするのは、真っ黒な画面に緑色の文字が流れるハッカー映画のアレです。

あんな難しいものを自分が使いこなせるわけがない……そう思っていました。

ところが実際に触ってみると、Q4OSというディストリビューションに出会い、その考えが完全に覆されました。

USBメモリにインストールしたQ4OS

この記事では、Linux初心者だった私が試行錯誤しながら辿り着いた「VentoyとQ4OSを使った永続化USBブート環境の構築」と「Windows 10とのデュアルブート」の手順を、余すことなくご紹介します。

実はこの記事もQ4OSで書いているのですが、まったくストレスありません。

むしろ、フルインストールしたQ4OSより軽快な動作をしているのでは?と思えるほどです。













この記事を読んでわかること


この記事を最後まで読むと、次のことが理解できるようになります。

  • ✅ Windows 10サポート終了後に何が起こるか、そしてなぜ今すぐ対策を考えるべきなのかがわかります


  • ✅ Q4OSとは何か――WindowsにそっくりなLinuxディストリビューションの特徴と、Q4OS Andromeda, TrinityとQ4OS Andromeda, Plasmaの違いがわかります


  • ✅ Ventoyとは何か――USBメモリ1本で複数のOSを管理できる魔法のツールの仕組みがわかります


  • ✅ Ventoyを使ってQ4OSを永続化USBとして動かす具体的な手順が、Linux初心者でもわかります


  • ✅ Windows 10を消さずにLinuxと共存させる「デュアルブート」の考え方と実践方法がわかります


  • ✅ Linux移行でよくつまずくポイント(日本語入力・Wi-Fi・Officeファイルなど)の解決策がわかります


  • ✅ 「脱Windows」を焦らず、安全に進める移行計画の立て方がわかります


「Linuxは難しそう」「コマンドを打つのが怖い」「失敗してWindowsが壊れたら困る」――そんな不安をすべて解消しながら、安全・確実に新しいPC環境を手に入れましょう。





Q4OSとは?「Windowsそっくり」なLinuxが存在した



まず「Q4OS」をご存じない方のために簡単に説明します。

Q4OSはチェコで開発されているLinuxディストリビューションで、最大の特徴は「Windowsに極めて近い見た目と操作感」を提供していることです。

特にPlasma版(KDE Plasma搭載)Trinity版が有名で、どちらもWindowsライクなデスクトップ体験を実現しています。

あなたに最適なLinuxは?

私が最初に試したのはPlasma版でした。

初めて起動した瞬間、「あれ、これWindowsじゃないの?」と一瞬思ったほどです。

  • タスクバーは下にあり


  • スタートボタンがあり


  • ファイルマネージャーがあり


  • 右クリックメニューがある


普通に使えるじゃないですか!

Plasma版はより現代的なUIで、Windows 10や11を使っていた方はこちらのほうが違和感なく移行できるでしょう。




Ventoyとは?「これ一本あれば無双できる」魔法のツール



次にVentoyの話をします。

これを知らずにLinux生活を始めるのは、地図なしで山登りをするようなものです。

Ventoyの紹介

Ventoyとは、USBメモリをマルチブートドライブに変換するツールです。

通常、LinuxのISOイメージをUSBメモリに書き込む場合は「Rufus」や「balenaEtcher」を使いますが、これらはUSBメモリをその1つのOSのためだけに使用する形になります。

しかしVentoyを使えば、ISOファイルをUSBメモリにコピーするだけで自動的に起動メニューに追加されるのです。つまり:

✅ Q4OS Andromeda TrinityのISOをコピー

✅ Q4OS Andromeda Plasma のISOをコピー

✅ Ubuntu のISOもついでにコピー

✅ 全部ひとつのUSBメモリに共存

こんな夢のような環境が実現できます。

しかも、ISO同士でUSBの容量を共有しているので無駄もありません。




準備するもの



手順に入る前に、必要なものを揃えておきましょう。

準備するもの

ハードウェア


項目 詳細
USBメモリ 32GB以上を強く推奨。永続化領域を作るので、16GBだと少し心許ないです。私は64GBのものを使いました。Amazonで1,000〜1,500円程度で購入できます。
Windows 10やLinuxが動作するPC(作業用) VentoyのセットアップとISOのダウンロードはWindowsまたはLinux上で行います。
インターネット接続 ISOファイルをダウンロードするために必要です。


ソフトウェア(すべて無料)


  • Ventoyventoy.net からダウンロード)


  • Q4OS Andromeda Trinity のISOファイル(q4os.org からダウンロード)


  • Q4OS Andromeda Plasma のISOファイル(同上)


💡 Tipsその1:ISOファイルのサイズは?

Q4OS Andromeda TrinityだとISOは約1.2GB、PlasmaだとISOは約2GB程度です。

どちらも比較的軽量です。

ダウンロードは自宅のWi-Fiで行うことをお勧めします。カフェのWi-Fiでやろうとして隣の席に変な顔をされた経験がありますので(笑)。





Step 1:VentoyをUSBメモリにインストールする



1-1. Ventoyをダウンロードする



https://ventoy.net/en/download.html にアクセスし、「Windows」版または「Linux」版の圧縮されたファイルをダウンロードしてください。

Ventoyのダウンロードページ

ダウンロードしたzipを解凍すると、Windows用なら Ventoy2Disk.exe というファイルが見つかります。

また、Linux用なら VentoyGUI.x86_64 というファイルがあるはずです。

これをダブルクリックで起動します。

Ventoyのインストール画面

⚠️ 注意!

VentoyをUSBメモリにインストールすると、USBメモリのデータがすべて消えます

重要なデータが入っている場合は必ず事前にバックアップを取っておきましょう。

私は最初にこれを失念して、写真データを何枚か失いました……(今でも思い出すと悔しいです)。


1-2. USBメモリを選択してインストール


  1. USBメモリをPCに挿します


  2. Ventoy2DiskやVentoyGUI.x86_64を起動すると、上部のデバイス一覧にUSBメモリが表示されます


  3. 表示されたUSBメモリが正しいことを確認します(間違えるとPC内のデータが消える恐れがありますので慎重に確認してください)


  4. 「Install」ボタンをクリックします


  5. 確認ダイアログが2回出るので、どちらも「Yes」をクリックします


インストールが完了すると、USBメモリは2つのパーティションに分割されます:

パーティション名 役割
ventoy パーティション ISOファイルを置く場所(ここにファイルをコピーするだけでOKです)
VTOYEFI パーティション Ventoyのシステム領域(さわらなくて大丈夫です)




Step 2:Q4OSのISOをダウンロードしてUSBにコピーする


2-1. ISOをダウンロードする


https://q4os.org/downloads1.html にアクセスしてください。

ここで迷われるかもしれませんが、まずは両方試してみることをお勧めします。

  • Q4OS Andromeda Trinity(64bit版)


  • Q4OS Andromeda Plasma(64bit版)


📌 選び方の目安

- 古いPCやメモリが4GB以下のPC → Trinity が適しています

- メモリが8GB以上あってより洗練されたUIがお好み → Plasma を選んでみましょう


2-2. ISOをVentoyのUSBにコピーする


エクスプローラーを開き、VentoyのUSBドライブ(「ventoy」という名前のパーティション)にダウンロードしたISOファイルをそのままドラッグ&ドロップでコピーします。

それだけです。本当にそれだけで大丈夫です。

魔法のUSBツール 『Ventoy』

「え、インストール作業とか書き込みとかしなくていいの?」と思われた方、私も最初は同じ気持ちでした。

でもVentoyはそういうものなのです。ISOをコピーするだけで自動的に起動メニューに現れます。




Step 3:永続化(Persistence)の設定をする――ここが肝心!


永続化 (Persistence)』の設定

ここからがこの記事の最大のポイントです。

「永続化」とは何か、なぜ必要なのかを先に説明させてください。

🔁 通常のライブUSBの仕組み

通常、USBメモリからLinuxを起動する(ライブUSB)と、ブラウザのブックマークを追加しようが、デスクトップの壁紙を変えようが、電源を切った瞬間にすべてリセットされてしまいます

次に起動したら、また真っ新な状態です。

まるで毎朝記憶がリセットされる映画の主人公みたいで、これでは実用的に使えません。


そこで「永続化(Persistence)」の設定が必要になります。

これを有効にすることで、ファイルの保存・ソフトのインストール・設定変更などが次回起動後も維持されるようになります。

Ventoyでの永続化設定方法


VentoyはGUIで永続化設定ができるプラグインを提供しています。

3-1. VentoyのPersistenceプラグインを有効にする



最新版のVentoyは、persistent というフォルダをUSBの ventoy パーティション直下に作成し、その中に永続化ファイルを配置することで機能します。

手順(Ventoy 1.1.x以降の場合)

  1. USBメモリの ventoy パーティションを開きます


  2. ventoy フォルダを作成します(もしなければ)


  3. ventoy フォルダ内に ventoy.json ファイルを作成し、以下の内容を記述します:


{
    "persistence": [
        {
            "image": "/q4os-trinity.iso",
            "backend": "/persistence/q4os-trinity.dat"
        },
        {
            "image": "/q4os-plasma.iso",
            "backend": "/persistence/q4os-plasma.dat"
        }
    ]
}
💡 重要ポイント

- image の部分には実際のISOファイル名を正確に記載してください。ファイル名が違うと機能しません。

- backend の部分も同様です。


3-2. 永続化用のデータファイルを作成する


永続化データを格納するための .dat ファイル(実際にはLinuxのext4ファイルシステム)を作成する必要があります。

これはLinux環境が必要ですが、Ventoy公式永続化ファイルを提供しています。

  1. Ventoy公式の永続化ファイル配布ページ へ行きます


  2. ページの下の方にある images.zip という圧縮ファイルをダウンロードし、解凍します


  3. そのなかから、persistence_ext4_4GB_persistence.dat.7z を選択してさらに解凍してください


  4. 中から persistence_ext4_4GB_persistence.dat.7z(4GBの保存領域)などのファイルを取り出します

    → このファイル自体は小さなファイルですが、解凍すると4GBの保存領域が作成されます


📌 WiFIの設定やブックマークの保存、日本語化はこの4GBの領域で十分ですが、足りなくなったら、Ventoyの中に含まれているツール ExtendPersistentImg.sh などで拡張できます。


これで永続化ファイルの準備が完了です。

💡 Tipsその2:永続化領域のサイズは?

「使えば使うほど欲しくなる」のが永続化領域です。ソフトウェアのインストールやアップデートでどんどん容量を使います。

最低4GB、余裕があれば8〜10GBを確保しておきましょう。私は最初4GBで作ったら3週間でパンパンになり、作り直すはめになりました。





Step 4:USBから起動してQ4OSの世界に入る


いよいよ実際に起動してみましょう。

4-1. BIOSでUSBブートを優先にする


PCを再起動し、起動直後に以下のキーを連打してBIOS/UEFI設定画面に入ります:

BIOS/UEFI 起動キー一覧

BIOS画面に入ったら、「Boot」メニューを探し、USBデバイスを起動順序の1番上に移動させます。

設定を保存して再起動すると、Ventoyの青いメニュー画面が表示されます。

4-2. Ventoyのブートメニューから選択


Ventoyの起動画面には、コピーしたISOファイルの一覧が表示されます。

  • q4os-trinity.iso(trinity版)

  • q4os-plasma.iso(Plasma版)

どちらかを選んでEnterキーを押した後、さらにメニューが出たら、「Persistence Mode(永続化モード)」 を選択します。

……数十秒後にQ4OSのデスクトップが表示されます!

初めて起動したとき、私は思わず「おお!」と声を上げてしまいました。

本当にWindowsそっくりなのです。

下にタスクバーがあり、スタートボタンがあり、ファイルマネージャーのアイコンがあります。

「これなら使えそう!」


その直感は正しかったです。

4-3. 永続化が機能しているか確認する


Ventoyの起動メニューでISOを選んだあと、もう一度Enterを押す前に一時停止する画面が表示されることがあります。

ここで永続化モードを選択できます。

永続化が有効になっていれば、デスクトップが起動してから試しに何か設定を変えてみてください。

たとえば壁紙を変えて再起動し、次回も壁紙が維持されていれば成功です。




Step 5:Windows 10とのデュアルブート環境を構築する


「USBからLinuxが起動できた!でもWindowsも使いたい」という方のために、デュアルブートの設定について説明します。

実は、VentoyによるUSBブートと、PCのハードディスクにインストールされたWindowsは基本的に干渉しません

つまり:

  • 🖥️ 普段はUSBを挿さずに起動すれば → 普通にWindows 10が立ち上がります

  • 🐧 LinuxをUSBで試したいときだけ → USBを挿して起動順序を変えればよいのです


これが最も簡単なデュアルブート的な運用です。

USBブートを常用するためのBIOSの設定方法


毎回BIOSに入るのが面倒な場合は、以下の2つの方法があります:

方法A:起動時にBootメニューを呼び出す(推奨)


多くのPCでは、起動時に特定のキー(F8、F10、F12など)を押すことで「起動デバイス選択メニュー」が表示されます。

ここでUSBを選べばBIOSの設定を変えずに済みます。

方法B:BIOSでUSBを起動優先にしたままにする


この場合、USBが挿さっていなければ自動的にWindowsが起動するので、実用上は問題ありません。

ただし、誤ってUSBを挿したままにしておくと毎回Ventoyが起動してしまいますのでご注意ください。

私はF12でBootメニューを出す方法を選びました。

USBを挿してF12を押せばLinux、何もしなければWindowsが起動します。非常に快適です。





Q4OS Trinity と Plasma、どちらを選ぶべきか? 実際に使い比べた感想


2週間ほど両方を交互に使ってみました。正直なレビューをお伝えします。

Q4OS Trinity Desktop


✅ 良いところ:


  • 動作が驚くほど軽いです。古いPCやRAMが2〜4GBのマシンでもサクサク動きます

  • Windows XP/7を使っていた世代にはノスタルジーすら感じる親しみやすさがあります

  • 設定項目が整理されていてわかりやすいです


❌ 惜しいところ:


  • UIが少し古い印象があります(正直、2005年頃のWindowsっぽい雰囲気です)

  • KDEアプリとの互換性がやや低い場合があります


Q4OS Plasma Desktop(KDE Plasma)


✅ 良いところ:


  • 見た目が現代的でかっこいいです。Windows 10/11ユーザーが最も違和感なく移行できます

  • カスタマイズ性が非常に高く、壁紙・ウィジェット・テーマなど何でもいじれます

  • アプリの選択肢が豊富です


❌ 惜しいところ:




  • Trinityより動作が重めです。最低でもRAM 4GB、できれば8GBは欲しいところです

  • 起動に少し時間がかかります


🎯 結論:


PCのスペック おすすめバージョン
古いPC・低スペックPC(RAM 2〜4GB) Trinity
現行スペックに近いPC(RAM 8GB以上) Plasma

私のCore i5 / 8GB RAMのPCでは最終的にPlasmaをメインで使うようになりました。





Linux初心者が「地雷」を踏まないためのQ&A


実際に設定中にハマったポイントや、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. Windowsのファイルにアクセスできますか?


A. できます!

Q4OSからWindowsのNTFSパーティション(Cドライブなど)を読み取ることができます。

ファイルマネージャーを開くと、左側にWindowsのドライブが表示されますので、そこをクリックするだけです。

⚠️ ただし、書き込みは慎重に行ってください。誤ってWindowsの重要なファイルを削除すると大変なことになります。


Q. Firefoxは使えますか?


A. はい、最初から入っています!

Q4OSにはFirefoxが標準搭載されています。

Bookmarkを同期すれば、Windowsで使っていたブックマークもすぐに使えるようになります。

GoogleアカウントでChromeに同期していた方は、Linux版Chromeをインストールすることも可能です。


Q. 日本語入力はできますか?


A. 設定が必要ですが、難しくはありません。

デフォルトでは日本語入力ができないため、「Fcitx5」と「Mozc」をインストールする必要があります。

ターミナルで以下のコマンドを実行するだけです:


sudo apt update
sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc


🔄 インストール後、再起動して入力メソッドの設定をFcitx5に切り替えれば、日本語入力が可能になります。


Q. Wi-Fiにつながらない場合はどうすればよいですか?


A. ドライバの問題が多いです。

IntelやRealtekのWi-Fiチップを搭載したPCであれば、大抵はドライバが自動的に読み込まれます。

つながらない場合は有線LANで接続してからドライバを探すのが近道です。


Q. Officeファイルは開けますか?


A. LibreOfficeで開けます。

Q4OSにはLibreOfficeが含まれており、Word(.docx)、Excel(.xlsx)、PowerPoint(.pptx)などのファイルを開いて編集できます。

⚠️ 完全な互換性はありませんが、読み取り・軽い編集程度なら問題ありません。





私のWindows 10からの移行計画――焦らず、じっくりと


さて、この環境を作ってから約1ヶ月経った今、私のPC生活がどう変わったかをご報告します。

私のWindows 10からの移行計画

現在の使い分け:


環境 用途
Q4OS Plasma(USB起動) メインの作業環境。Webブラウジング、メール、文書作成はほぼここで行っています
Windows 10 動画編集ソフト(DaVinci Resolve)を使うときと、どうしてもWindowsでないと動かないゲームをするとき

正直に言えば、日常作業の7〜8割はQ4OSでまかなえています

これは嬉しい誤算でした。

移行で一番苦労したのは「慣れ」です。

ショートカットキーが微妙に違ったり、アプリの場所が違ったりします。でも1〜2週間も使えばだいたい慣れてきます。

Windows 10のサポートが終了した今年10月以降も、Windowsは使い続けるつもりですが、セキュリティの重要な作業(ネットバンキングや買い物など)はLinuxで行うようにシフトしていく予定です。







まとめ:「脱Windows」は思ったより怖くありませんでした


*まとめ
最後に、この記事全体のポイントを整理してお伝えします。

今日からできること――6ステップで始めるLinux生活

デュアルブート構築手順

この方法の最大のメリット

  • 🔒 Windowsのデータを一切触らないので完全に安全です

  • 🔄 失敗しても何度でもやり直せます(最悪でもUSBメモリを作り直すだけです)

  • 🧘 徐々にLinuxに慣れていけるので精神的な負担がありません

  • 🆘 いざとなればWindowsに戻せる安心感があるので思い切って試せます


Q4OSとVentoyの組み合わせが最強な理由

Linux移行を考えたとき、多くの方は「いきなりWindowsを消してLinuxだけにするのは怖い」と思われるでしょう。

その感覚は正しいです。どんなに準備しても、いざ使い始めると「あのソフトが動かない」「この機能がない」という場面は必ず出てきます。

だからこそ、Q4OS × Ventoy の永続化USBという方法が有効なのです。

Windowsをそのまま残しつつ、USBメモリからLinuxを「お試し感覚」で使い始めることができます。

使っているうちに自然とLinuxに慣れて、ある日「もうWindowsじゃなくていいかな」という日が来る――そのゆるやかな移行こそが、失敗しない「脱Windows」の王道です。


Windows 10のサポート終了後はどうなる?

サポートが終了しても、Windows 10はすぐに使えなくなるわけではありません。しかし:

リスク 内容
🔐 セキュリティ セキュリティアップデートが提供されなくなるため、ウイルスや不正アクセスのリスクが上がります
📦 アプリ対応 新しいアプリがWindows 10に対応しなくなる可能性があります
💼 業務利用 Microsoft自身がWindows 10の使用を非推奨とするため、業務利用には支障が出る場合があります


だからこそ、今のうちからLinuxに慣れておくことが大切です。サポート終了まで時間的余裕がある今が、移行を始める絶好のタイミングといえるでしょう。




最後に

Windows 10のサポート終了は確かに困った話です。

でも、それをきっかけにLinuxの世界を覗いてみると、「意外と普通に使えるじゃないか」という発見が待っています。

私はこの1ヶ月で、Linuxに対するイメージが「ハッカーのツール」から「使いやすい普通のOS」に180度変わりました。

あなたもぜひ、USBメモリ1本から始まる新しいPC生活を体験してみてください。最初の一歩を踏み出せば、意外とあっさり「あ、これで全然いいじゃん」という景色が見えてくるはずです。




参考リンク






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執筆者:Linux移行奮闘中の一般男性。Core i5 / 8GB RAM / Windows 10機でQ4OS Plasmaを永続化USBから愛用中。好きな食べ物はカレーライス。