正規ChromeOSを外部メディアにインストールしてChromebook化!驚きの活用法と詳細手順 [ 画像 動画あり ]!
GoogleのOSであるChromeOSは、クラウドベースの操作性と高速起動が特徴で、多くのユーザーを魅了しています。
しかし、専用のChromebookを購入せずとも、既存のPCで正規のChromeOSを体験できることをご存知でしょうか?
本記事では、LinuxとBrunchを利用して、USBメモリや外付けSSDに正規のChromeOSをインストールする方法を詳しく解説します。
さらに、その活用法や意義についても深掘りしていきます。
ChromeOSの可能性を最大限に引き出し、あなたのデジタルライフをより豊かにする方法を、ぜひ一緒に探っていきましょう。
1. ChromeOSの概要
ChromeOSは、Googleが開発したオペレーティングシステムで、主にウェブベースのアプリケーションを利用することを前提に設計されています。
その特徴は以下の通りです:
- 軽量性: 最小限のシステムリソースで動作し、起動が非常に速い
- セキュリティ: 自動更新機能と内蔵のウイルス対策により、高いセキュリティを維持
- クラウド連携: Googleのサービスとシームレスに連携し、データのバックアップと同期が容易
- Android/Linuxアプリ対応: 多くのAndroidアプリやLinuxアプリケーションを実行可能
ChromeOSは主にChromebookと呼ばれる専用デバイスにプリインストールされていますが、実は正規のChromeOSを他のデバイスでも利用することができるのです。
2. 正規のChromeOSを活用する意義
正規のChromeOSを活用することには、以下のような大きな意義があります:
- コスト削減: 新たにChromebookを購入せずに、既存のPCでChromeOSの恩恵を受けられる
- パフォーマンス向上: 軽量なOSにより、古いPCでも快適な操作が可能
- セキュリティ強化: 自動更新と堅牢なセキュリティ機能により、安全なコンピューティング環境を実現
- 生産性向上: クラウドサービスとの連携により、効率的な作業が可能
- 学習機会: 新しいOSに触れることで、ITスキルの向上につながる
3. LinuxとBrunchを利用した正規のChromeOSの外部メディアへのインストール方法
ここでは、LinuxとBrunchを使用して、正規のChromeOSを外部メディアにインストールする手順を詳しく解説します。
準備するもの:
- LinuxがインストールされたPC または LinuxのbootableUSBを作成LinuxMint推奨)
僕は普段からLinuxを使っているのでMX Linuxを使いましたが、うまくいきました。
- 16GB以上のUSBメモリまたは外付けSSD
- インターネット接続
手順:
- ChromeOS本体イメージのダウンロード
- Brunchのダウンロード: GitHubからBrunchの最新版をダウンロードします。
- install.shのダウンロード: linuxのツールのインストールから始まるのでBrunchの中のファイルから直接起動してもうまくいきません
- イメージの展開: ダウンロードしたイメージを展開します。
- ChromeOSのインストール: USBメモリまたは外付けSSDを接続し、ChromeOSをインストールします。
- ブート設定: PCのBIOS/UEFIの設定を変更し、作成したメディアから起動するように設定します。
- 初期設定: ChromeOSが起動したら、画面の指示に従って初期設定を完了させます。
上記の手順により、正規のChromeOSを外部メディアにインストールし、利用することができます。
僕は、64GBのUSBメモリにChromeOSをインストールして、USBメモリから起動していますが、快適に利用できています。
では、一つずつ詳しく見ていきましょう
ChromeOS本体イメージのダウンロード
下記のどちらからかChromeOS本体をダウンロードします。
Chrome100 is a directory of recovery images for Google's operating system Chrome OS.
先人の解説によると、
CPUによってダウンロードするもの(Codename)が違うのだそうです。
Core i 第4世代以降なら"rammus"
Core i 第2世代・第3世代なら"samus"
AMDなら"grunt"
と書いていますが、あまり信じないほうがいいです。
自分のPCのCPUを調べて、そのCPUを使用しているChromebookが採用しているChomeOSをダウンロードするのが一番いいと思います。
それには、ChromebookのDevice Namesを一覧にしてくれている Chrome100を最初に利用するほうがいいです。
僕のPCはCeleronの3955UをCPUに採用していたので、AIのCopilotで、このCPUを採用しているChromebookをリストアップしてもらいました。
残念ながら、Celeron 3955Uを使っているChromebookはありませんでしたが、3867Uを採用しているものを見つけることができました。
それが、AOpen Chromebox Commercial 2、Newline Chromebox A10 だったので、検索窓から fizz を入力、結局 fizz jax をダウンロードしました。
これ以外は、うまくいきませんでした。
zipで圧縮されているので解凍しておきます。
Brunchのダウンロード
ChromeOS起動のために必要です。
下記からダウンロードして解凍しておきます。
最新版で問題ないと思います。
install.sh のダウンロード
ここからダウンロードします。
右クリックして保存してください。
install.shの内容です。
#!/bin/sh # SUBSCRIBE to How To Guys on youtube for more such videos https://www.youtube.com/c/HowToGuys
sudo apt-get update
sudo apt-get install figlet
sudo apt-get install pv
sudo apt-get install cgpt
sudo figlet -c "SUBSCRIBE TO"
sudo figlet -c How To
sudo figlet -c Guys
sudo echo https://www.youtube.com/c/HowToGuys
sudo bash chromeos-install.sh -src rammus_recovery.bin -dst /dev/sda
僕は、YouTube関連の部分はコメントアウトして使いました。
必要なファイル
必要なファイルは下記の反転したものになります。
ChromeOSのzipを展開すると
"chromeos_15393.58.0_rammus_recovery_stable-channel_mp-v3.bin"
のようなファイル名になってるのでrammusでなくても
"rammus_recovery.bin"
にファイル名を変更してください。
インストールメディアの確認
あとは、ターミナルから install.sh を実行するだけなのですが、内部ストレージのWindowsを上書きしなように最終確認をします。
外付けドライブまたは2番目以降のドライブにインストールする場合はそのドライブがsdaなのかsdbなのかsdcなのかをかならず確認してください。
これをしっかりやらないと既存のシステムを上書きする可能性があります。
ターミナルから"lsblk"のコマンドで確認するか、僕は、念の為 gparted からも確認しました。
僕がインストールした外付けのUSBメモリは /dev/sdc でした。
外付けドライブは起動のタイミング?によって変わるので毎回確認したほうがいいです。
ファイルマネージャでコピーしたファイルのあるフォルダを開く。
インストールするドライブがsdaではない場合はinstall.shの編集が必要です。
最終行のsdaをインストールするドライブに応じてsdb,sdcと必ず書き換えましょう。
以下が実際にインストールしている様子です。
後は、インストールが終了するのを待つだけです。
ブート設定
PCのBIOS/UEFIの設定を変更し、作成したメディアから起動するように設定します。
初期設定
ChromeOSが起動したら、画面の指示に従って初期設定を完了させます。
写真のPCがFujitsuになったりNECになってりしていますが、実は両方でChromeOSを楽しんでいます。
Fujitsu のChromeOSのイメージは fizz NECの方は rammus です。
僕がChromeOSをインストールしたUSBメディアです。
コンピュータに挿しっぱなしで使っています。
リンク
もし、少しお金がかけられるなら外付けの小さなSSDがお勧めです。
リンク
4. 正規のChromeOSをUSBメモリや外付けSSDにインストールする意義
正規のChromeOSを外部メディアにインストールすることには、以下のような意義があります:
- ポータビリティ: どのPCでも自分の環境を持ち運べる ただしChromeOSのイメージが適合している必要があります。
- 既存システムへの影響なし: メインのOSを変更せずにChromeOSを試せる
- 柔軟な運用: 必要に応じてChromeOSと他のOSを使い分けられる
- リソース最適化: 軽量なOSにより、古いPCでも快適に使用可能
- 学習と実験: OSのインストールプロセスを学び、技術スキルを向上できる
5. ChromeOSの活用方法
ChromeOSを最大限に活用するためのヒントをいくつか紹介します:
- クラウドサービスの活用:
- Google DriveやGoogle Docsを使用して、どこからでもファイルにアクセス
- クラウドストレージサービスを利用して、ローカルストレージを節約
- Android/Linuxアプリの利用:
- Google Play StoreからAndroidアプリをインストール
- Linux(Beta)機能を有効にして、開発ツールなどを利用
- 生産性向上ツールの活用:
- タスク管理アプリやノートアプリを使用して、作業効率を上げる
- オンラインコラボレーションツールを活用して、チームワークを強化
- オフライン機能の設定:
- 重要なアプリやファイルをオフラインで利用できるよう設定
- オフライン時のProductivityを向上させる
- セキュリティ機能の活用:
- 2段階認証を設定して、アカウントのセキュリティを強化
- ゲストモードを活用して、個人情報を保護しつつ他人にPCを貸与
これらの活用法を実践することで、ChromeOSの真の力を引き出し、効率的かつセキュアなコンピューティング環境を構築できます。
感想
ChromeOSの世界に深く潜り込んでいくにつれ、その可能性の広さに改めて驚かされます。
特に、正規のChromeOSを外部メディアにインストールする方法を探る過程で、オープンソースコミュニティの力強さを感じました。
Brunchのような優れたツールが公開されていることで、多くの人々がChromeOSの恩恵を受けられるようになっています。
また、ChromeOSの軽量性と高速性は、デジタルデトックスの観点からも注目に値します。
必要最小限の機能に絞ることで、ユーザーは本当に必要な作業に集中できるようになります。
これは、現代のデジタル社会において非常に重要な視点だと考えます。
個人的に最も印象的だったのは、ChromeOSがもたらす「どこでも同じ環境」という概念です。
クラウドベースの操作性により、デバイスを問わず同じ作業環境を維持できることは、働き方や学び方の革新につながる可能性を秘めています。
ChromeOSの活用は、単なる技術的な挑戦ではなく、私たちのデジタルライフスタイルを見直す良い機会となるでしょう。
この記事を通じて、読者の皆様にもその魅力が伝わり、新たな可能性に目覚めていただければ幸いです。
サクッとまとめると
*まとめ
正規のChromeOSを外部メディアにインストールすることで、新たなデジタルライフの可能性が広がります。
その軽量性、高速性、セキュリティの高さは、日々の作業を効率化し、生産性を向上させる大きな力となります。
また、クラウドサービスとの連携やAndroid/Linuxアプリの利用により、多様なニーズに対応できる柔軟性も魅力です。
本記事で紹介したインストール方法や活用法を参考に、ぜひChromeOSの世界を探索してみてください。
既存のPCに新たな命を吹き込み、デジタルライフをより豊かにする体験が待っています。
技術の進化とともに変化するコンピューティングの形。
ChromeOSはその最前線にあり、私たちに新たな可能性を提示し続けています。
あなたも今日から、ChromeOSの可能性を最大限に引き出し、より効率的で創造的なデジタルライフを始めてみませんか?
その軽量性、高速性、セキュリティの高さは、日々の作業を効率化し、生産性を向上させる大きな力となります。
また、クラウドサービスとの連携やAndroid/Linuxアプリの利用により、多様なニーズに対応できる柔軟性も魅力です。
本記事で紹介したインストール方法や活用法を参考に、ぜひChromeOSの世界を探索してみてください。
既存のPCに新たな命を吹き込み、デジタルライフをより豊かにする体験が待っています。
技術の進化とともに変化するコンピューティングの形。
ChromeOSはその最前線にあり、私たちに新たな可能性を提示し続けています。
あなたも今日から、ChromeOSの可能性を最大限に引き出し、より効率的で創造的なデジタルライフを始めてみませんか?