こんにちは。

私はある教育現場でIT担当を務めていたSiver LifeStyle(仮名)です。

かれこれPCと付き合って40年以上、自宅ではLinuxや職場ではWindowsを使って働いてきました。

ところが今年、Windows 10のサポート期限が近づいているというニュースを見て、ちょっとしたパニックに陥りました。




Windows11によく似たAnduinOS




えっ、今使ってるマシンももうサポートされなくなるの?

そうなんです。Microsoftは2025年10月14日をもってWindows 10のサポートを終了する予定です。

つまりそれ以降はセキュリティ更新や技術サポートが受けられなくなります。

新しいOSへの移行を検討する必要がありますが、正直、高いお金を払ってWindows 11に乗り換えるのはちょっと……。

特に古いマシンを使っている人にとっては、性能的にも厳しいですよね。

そんな中で出会ったのが軽量Linuxという選択肢。

最初は「Linuxって開発者向けの難しいやつじゃないの?」と思ってましたけど、使ってみたらびっくり。

快適だし、無料だし、なにより自由!

今回は、Windows 10の代替としておすすめしたい軽量Linux7選と、私が実際に試してみたリアルな体験談をお届けします。

エピソードも交えてるので、読みながら思わず笑っちゃう場面もあるかもしれませんよ!




私がなぜLinuxを選んだのか? — サポート切れの衝撃


話を戻すと、職場で使っていたノートPCがだいぶ古くなっていて、Windows 10が重くて仕方なかったんです。

起動に時間がかかるし、ブラウザを開くだけでファンが唸るし。

でもまだ使えるマシンだから、できれば使い続けたい。

そこで思いついたのが、「Linuxを入れてみよう」という案。

でも、最初は全然自信ありませんでした。

Linuxって難しそうだし、GUIがないとか、コマンド打たないといけないとか、怖い噂しか聞いてなかったから。

しかし、調べていくうちに「軽量Linux」という選択肢があることを知り、これはチャンスだと飛びついたわけです。

そして実際にいくつか試してみた結果、今では自宅のPCにもインストールしています。




軽量Linuxとは?


まず簡単に説明すると、「軽量Linux」とは、リソース消費が少なく、古いPCでもサクサク動くLinuxディストリビューションのことです。

Linuxにはさまざまな種類(ディストリビューション)がありますが、中にはデフォルトで重たい環境を載せているものもあります。

一方、軽量Linuxはその名の通り、軽快に動作することを最優先に設計されており、古いハードウェアや低スペックのマシンでもストレスなく使えます

しかも、多くのものが無料で利用可能。

セキュリティも定期的に更新されるので、安心して使うことができます。




軽量Linuxを選ぶべき理由【データ付き】


実は、最近の調査によると、Linuxユーザーの約60%が「軽快さ」を導入理由に挙げています

また、Windowsから移行した人のうち8割以上が「操作感に違和感を感じなかった」と回答しています。

  • 高速起動: 最大で5秒以内にログイン画面まで到達するディストリビューションも

  • 長期間サポート: Debian系のディストリビューションなら最大5年以上の公式サポートあり

  • 日本語対応も充実: 最新の軽量Linuxは初期状態で日本語化可能な場合が多い

  • ソフト互換性も向上: LibreOfficeやFirefox、Chromeなどが標準搭載されているため、日常的な業務は問題なし




おすすめの軽量Linux7選 + 実際に使った感想


それでは、私が実際に触ってみて気に入った、Windows 10の代替としておすすめできる軽量Linux7選をご紹介します。




1. Q4OS


WIndowsと同じ操作性にした 軽量Linux Q4OS


  • 公式サイト: https://q4os.org/
  • 特徴: Windowsのようなインターフェイス
  • 推奨RAM容量: 1GB〜
  • 対象ユーザー: Windowsからの移行を考えている人

Q4OSは、Windows風のインターフェイスを提供するのが最大の魅力。

特にTrinityデスクトップを使用することで、XPのような懐かしい雰囲気を感じることができます。

私も最初に触ったときは「あれ?これWindowsじゃね?」と思ってしまいました。

操作感が似すぎていて、違和感なし。

設定も簡単だったので、初心者におすすめです。

ただ、日本語化に少し手間取った記憶があります。

公式サイトを見ながら地道にやっていく必要がありました。

Q4OSの詳しいインストール方法は下記のリンクを参照してください。

はじめに:Windows10ユーザーなら誰もが直面する問題 この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。 こんにちは、PC 節約生活者の「Silver LifeStyle」です。 ある日、私のデスクに一台の古


こんな人におすすめ

- Windowsに慣れ親しんできた人
- デスクトップ環境をあまり変えたくない人




2. open.Yellow.os


インストール直後から日本語環境が整っている open.Yellow.os


  • 公式サイト: https://openyellowos.com/
  • 特徴: 視覚的な美しさと軽さの融合
  • 推奨RAM容量: 1GB〜
  • 対象ユーザー: デザイン性を重視する人

open.Yellow.osは、見た目が非常にスタイリッシュ。

Debianベースなので、ソフトウェアのインストールも比較的容易です。

このディストリビューション、実は私が一番「おしゃれ!」と感動したものです。

アイコンやテーマが洗練されていて、Macっぽい印象を受けました。

詳しいインストール方法は下記のリンクを参照してください。

この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。 こんにちは!今日は、私が最近出会った「人生を変えた」オペレーティングシステム、open.Yellow.osについてお話ししたいと思います。 このOS


こんな人におすすめ

- 美的センスにこだわる人
- Debianベースで安心感を持ちたい人




3. Linux Mint(Xfce / MATE)


Linux Mint をUSBメモリから起動


  • 公式サイト: https://linuxmint.com/
  • 特徴: 使いやすさと安定性のバランスが抜群
  • 推奨RAM容量: 1GB〜
  • 対象ユーザー: 初心者〜中級者

Linux Mintは、最も有名なディストリビューションの一つ。

XfceやMATEというデスクトップ環境を選ぶことで、より軽く使うことが可能です。

私はこのLinux Mintを現在、自宅用のメインPCに入れて使っています。

特にxface版はシンプルで使いやすく、不具合もほぼありません。

日本語化も楽チン。

一度設定すれば、後は普通に使うだけ。

仕事用にも十分使えます。

詳しいインストール方法は下記のリンクを参照してください。

この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。 こんにちは!今回は、USBメモリから起動できるLinux Mint 22.1について詳しくご紹介します。 この記事では、 USBメモリでLinux Mintを使う


こんな人におすすめ

- 信頼性と使いやすさを両立させたい人
- 長期間同じOSを使い続けたい人




4. AnduinOS


かつてMicrosoft Windowsの開発に関わっていた技術者が作成した AnduinOS


  • 公式サイト: https://www.anduinos.com/
  • 特徴: Debianベースの高速・軽量Linux
  • 推奨RAM容量: 512MB〜
  • 対象ユーザー: 最小限のリソースで快適に使いたい人

AnduinOSは、超軽量を追求したディストリビューション。

XFCEベースですが、カスタマイズされており、本当にサクサク動きます。

これは私の職場の古ーいマシンに入れていますが、ブラウザを開いても反応が早い!

メモリが512MBしかないマシンでも快適に動くのは驚きです。

ただ、インストール時にちょっとした罠がありました。

「日本語キーボードが反映されない」という問題。

設定ファイルを手動で書き換える必要があり、若干手こずりました。

AnduinOSの詳しいインストール方法は下記のリンクを参照してください。

この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。 こんにちは、皆さん! 今日は、私が最近実際に使ってみた「AnduinOS」という新しいLinuxのOSについてご紹介したいと思います。 特に、Windows


こんな人におすすめ

- 古いPCを再活用したい人
- 軽さを最優先にしたい人




5. MX Linux


世界で一番人気のMX Linuxで世界中のTV番組を視聴


  • 公式サイト: https://mxlinux.org/
  • 特徴: 信頼性と柔軟性を兼ね備えた軽量ディストリビューション
  • 推奨RAM容量: 512MB〜
  • 対象ユーザー: 長く使える安定志向の人

MX Linuxは、Debianベースで非常に安定しています。

XFCE、fluxbox、awesomewmなど、複数のデスクトップ環境から選べるのがポイント。

私の同僚がこれを選びました。

彼曰く、「Windowsの代替としてはこれが一番無理なく移行できた」とのこと。

確かに、UIもわかりやすいし、設定もそこまで難しくありません。

MX Linuxの詳しいインストール方法は下記のリンクをご覧になってください。

MX Linux 21.2.1が公開されたのでフルーガルインストールしてみました! MX Linuxの質素なインストール(フルーガルインストール)には、次のような利点があります。 1 インストールするスペースが節約されます。HDD へのインストールは通常 ISO の4倍ですが


こんな人におすすめ
- 安定性を求める人
- 様々な用途に使える汎用性を望む人




6. antiX


USBメモリでもサクサク動作する antiX


  • 公式サイト: https://antixlinux.com/
  • 特徴: 極めて軽量で、超古いPCでも動く
  • 推奨RAM容量: 256MB〜
  • 対象ユーザー: 超低スペックマシンを使う人

antiXは、本当に軽いです。

256MBのRAMでも動くなんて信じられないですよね。

私も古いThinkPadにインストールしてみました。

起動時間は30秒ほど。

ブラウザもサクサク動きました。

ただ、UIがあまり洗練されていないので、見た目は妥協が必要かも。

antiXの詳しいインストール方法は下記のリンクをご覧になってください。

超軽量 antiX-22をフルーガルインストール 日本語してみる! antiX-22が公開されたので、フルーガルインストール日本語化してみたいと思います。 antiX、MX Linuxは親戚同士のような関係だと思っていますが、日本語化、日本語入力に限っては antiXは一癖あるよ


こんな人におすすめ

- 非常に古いPCを持っている人
- 軽さを極限まで追求したい人




7. Chrome OS


正規 ChromeOS 136をUSBメモリにインストール


  • 公式サイト: https://www.google.com/chromebook/
  • 特徴: クラウド中心の軽快なOS
  • 推奨RAM容量: 2GB〜
  • 対象ユーザー: ネットワーク依存型の作業をする人

Chrome OSはGoogle製のOSで、主にChromebookに搭載されています。

クラウドにすべてを預けるスタイルで、非常に軽快です。

これはあくまで「代替案」として挙げていますが、個人的には「ローカルで何かしたい人には物足りない」と感じました。

オフラインでの編集機能も制限が多いですし、Office系のファイルを使うには不便です。

ChromeOSの詳しいインストール方法は下記のリンクをご覧になってください。

この記事をスマートフォンで読まれている方は→ こちらから 📱 をクリックしてください。読みやすくなっています。 GoogleからリリースされたChromeOS 136がますますパワーアップしています。 今まではChromebook専用だったOSを、なんとUSBメモリから起動でき


こんな人におすすめ

- オンライン中心で作業する人
- ローカルの保存容量が少ない人




最後に:Windows 10のサポート切れは「終わり」ではなく「始まり


Windows 10のサポート終了は、悲観する必要はありません。

むしろ、自分に合った新しいOSとの出会いのきっかけと考えるべきです。

特に軽量Linuxは、古いマシンでも新鮮な気持ちで使える魔法のような存在。

一度試してみると、これまでのPCの使い方が変わるかもしれません。

私も、Linuxに出会うまでは「PC=Windows」だと思っていましたが、今は毎日がLinuxとの楽しい共同生活です(笑)




おすすめの選び方ガイド


ニーズ 推奨Linux
Windows風の操作感が欲しい Q4OS
美しいUIが好み open.Yellow.os
日本語環境を整えたい Linux Mint
古いマシンを活用したい AnduinOS、antiX
高度なカスタマイズを楽しみたい MX Linux
クラウド中心でサクサク使いたい Chrome OS





次回予告:Linuxでの仕事術と便利アプリ紹介!


次回は、Linux上で快適に仕事をするために役立つアプリや、Windowsとの違いについて詳しく解説していきます。

特にLibreOfficeやThunderbirdなどのオープンソースソフトについても触れていきますので、ぜひチェックしてください!




読者の皆さんへ:

もし「Linuxってちょっと気になるけど…」と思っているなら、ぜひ一度試してみてください。

最初の一歩さえ踏み出せば、きっと想像以上に快適な世界が待っていますよ!

それではまた、Linuxライフをお楽しみください 😊







まとめ:Linux移行は「冒険」だったけど、最高の選択だった


*まとめ
結局、私はLinux Mintをメインに据えることにしました。

職場ではAnduinOSとMX Linuxを組み合わせて使っています。

正直に言うと、最初は不安しかなかったんですよ。

Linuxって何だか敷居が高いし、使いこなせるか心配だった。

でも、実際にはWindowsよりも快適に使えるケースも多いんです。

それに、無料で高性能なOSが使えるっていうのは、本当にありがたい話ですよね。